解体を伴う工事を行う際に石綿含有事前調査を行うことは周知の事実ではありますが、事前調査を終えて解体工事を取り掛かる際に未調査の解体物が出現してしまった場合、または追加解体を行わなければならなくなった場合においても石綿含有事前調査は必須になります。国土交通省では「石綿含有建材データベースサイト」を公表しており、その場で当該建材が石綿含有建材であるかを簡便に確認できます。
検索欄で「ケイ酸カルシウム板1種」のように建材名を入力すれば、石綿が含有しているケイ酸カルシウム板1種がリストアップされます。また「トムレックス」のように商品名を検索すればダイレクトに当該商品の詳細が検出されます。

注意しなければならないのが、現場で発見された建材の商品名を入力しても当該商品が検出されない、またはリストアップされた建材名のなかに当該商品が存在しない場合に『石綿含有なし』という判断ができないことです。本データベースはあくまで石綿が含有されている建材がリストアップされているだけであって、石綿が含有されていない証明にはなりません。
本データベースを用いて石綿無含有の証明はできないため、「商品名が検出されたら石綿建材として扱う」、「商品が検出されないなら分析調査を行う」というように用います。
また石綿含有調査に関する資格を所持していなければ、調査結果の信ぴょう性はないので、あくまで簡易的な調べもの程度にとどめておき、本格的な調査は有資格者に依頼しましょう。
石綿含有建材データベースURL