建設アスベスト訴訟 最高裁で国の責任認める
アスベスト吸引による肺がんなどの病気になったとして、元建設現場作業員とその遺族が訴えた集団訴訟で、国と建材メーカーの賠償責任を認める判決がくだされました。
裁判長は「国は、昭和50年にはアスベストを使う建設現場に危険性があることや、防じんマスクを着用する必要があることを指導監督すべきだった。アスベストを規制しない違法な状態が昭和50年から平成16年まで続いた。」と指摘し、国の賠償責任を認めました。
毎年500~600人の建設現場で働いていた人たちが、アスベストが原因の病気で労災認定を受けており、当時建設された老朽化した建物を解体することで被害者はさらに増加するとみられ、規定に則った解体作業が求められます。
原告側の弁護団長は政府が示す和解案を受け入れる方針を明らかにし、今後は被害者の救済のあり方が焦点となります。