アスベストは自然の鉱物であり「繊維状を呈しているクリソタイル、アモサイト、クロシドライト、アクチノライト、アンソフィライト、トレモライト」と厚生労働省労働基準局長通達で定義されています。その繊維状の鉱物が0.1重量%を超えて含有している建材をアスベスト含有建材としています。
一方ロックウールやグラスウールは、メーカーの工場で鉱物等を高熱処理などにより製造した人造繊維です。岩石が原料の場合は「ロックウール」、ガラスが原料の場合は「グラスウール」となります。これらはアスベストとは異なる物質ですが、断熱性・耐火性・吸音性に優れており、戸建住宅・各種建築物・プラント・農業など生活の中で広く使用されています。
ロックウールの中には石綿含有ロックウールと呼ばれる建材として使用されているものもあり、見た目だけではアスベストかロックウールかを判断できない場合がほとんどです。石綿調査の際、分析調査により、アスベスト含有有無を判断することになります。