けい酸カルシウム板は軒天やトイレなどの天井化粧材として使われていますが、アスベストが含有しているものとなればレベル3建材ということが知られています。しかし、けい酸カルシウム板は一概にレベル3建材とは言えない建材です。
けい酸カルシウム板の種類には、「けい酸カルシウム板1種」と「けい酸カルシウム板2種」があります。それぞれの特徴を紹介します。
けい酸カルシウム板1種
・石綿レベル3(厚生労働省・環境大臣指定特別レベル3建材)
・施工方法
特別レベル3建材に指定されたのは飛散性が他のレベル3建材よりも高いため以下のことを留意する。
隔離養生を施しての撤去工事
負圧機・セキュリティルームの設置推奨
・様態
板厚は12mm以下で、針を刺すと先端が刺さる
けい酸カルシウム板2種
・石綿レベル2
・施工方法
自治体・労基署へ届出を行い、14日後から施工開始。
隔離養生を施し、負圧機・セキュリティルーム設置が義務
・様態
板厚は12mm以上で、針を刺すと奥まで刺さる。
板状の石綿含有疑義建材を発見したら、けい酸カルシウム板の可能性があるので取り扱いには十分に注意しなければなりません。石綿含有事前調査は、資格を所持した石綿調査者に依頼しましょう。