アスベストの事前調査の効率化を図るための機器としてアスベストアナライザー(マイクロフェイザー)が市販されている。ガンの形状をしていて、手元のトリガーを引くことで光を照射し約7秒間の測定で石綿の含有の有無を検知する。

 クリソタイル、アモサイト、クロシドライト、トレモライト、アクチノライトは約1%以上、アンソフィライトは約2%以上含有している場合にそれぞれ石綿の種類がモニターに表示される。

 成形板など表面が塗材や紙等で被覆されている場合は、粉塵の飛散に留意しつつ、照射面積よりも大きめに削ってから照射する。または被覆されていない裏面などに照射する。

 測定点は対象範囲を3~5分割にし、分割範囲ごとに3回ずつ照射する。石綿の含有が1回以上認められれば1%以上の含有ありと判断できる。

 もっとも留意しておかなければいけない点は、アスベストアナライザーでは「石綿含有なし」という判断ができないということである。あくまでもみなし含有の判断のための機器であり、アスベストアナライザーでの分析結果が「含有あり」なら石綿含有建材として取り扱うという使用方法が望ましい。

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