令和4年4月1日からほぼ全ての解体改修工事で石綿含有事前調査が必要になり、含有の有無を調査するために検体を検査機関持込み、コストや時間をかけて事前調査をする業者は少なくない。
そんな中、広島県立総合技術研究所保健環境センターが工事現場で即座に石綿含有の有無を判断できる要望をかなえるためにアスベスト検出キットを開発した。製品名は「DK-ASB-2」。これは特許技術であり、広島県とのライセンス契約に基づく製品である。
使用方法は付属の小袋に約0.1gの検体を入れ、付属の薬液を投入し、振り混ぜる。約5分後、投入された薬液が発色し、基準の色より濃い場合は石綿が2%以上含有していることが示される。
2%以上の含有を示すものであるので、基準色よりも薄い場合でも2%未満含有の可能性があるため、必ずしも無石綿と判断することはできない。使用目的としては、みなし含有と判断するかどうかなど事前調査の前段階での使用を目的としている。
1製品の価格は12000円。20回分の測定ができる。