鹿島建設が、サーバー室空調の省エネルギー化と維持管理負担軽減を両立する「間接外気型空調システム」を開発しました。
このシステムは、一度、室外機に備えた熱交換コイルに外気を取り込み、室内へ空気を送り込みます。外気温が高い場合は熱源用冷水コイルを使用して、室内に給気します。
通常の空調システムは、外気を直接送り込みますが、直接送り込むと加湿・除湿設備を要する調湿対策やフィルターを使用した除塵対策が必要になります。
間接的に外気を給気することで、室内の湿度が安定し、加湿・除湿設備が不要となり、省エネルギー化につながります。また、外気を直接取り込まないので、フィルターも不要となり、維持管理負担も軽減することにつながります。
性能検証として「さくらインターネット石狩データセンター3号棟」に実装し、国内のデータセンター空調としてトップクラスの省エネ性能を実現し、空気調和・衛生工学会の「第35回振興賞技術振興賞」を受賞しました。
「さくらインターネット石狩データセンター」の実装は寒冷地でしたが、塩害地区や外気の汚れが著しい都心部・工業地帯、また大きな機器発熱の冷却が必要な生産施設にも応用できると考えられています。